雑記

「人間失格 まんがで読破」を読みました

人間失格 まんがで読破

せっかくKindle Unlimited キャンペーンにのっかったので、さっそく使ってみました。

「人間失格 まんがで読破」

「人間失格」は、ずいぶん昔に小説を読んだ覚えがありますけど、
あんまり覚えてなかったし、マンガで読んだらどんな感じなんだろうかと思ってダウンロードしました。

最初、Macのアプリで読んで、そのあと、iPhone(8 Plus)で読みましたけど、iPhoneの方が読みやすかったです。

小説だと読破するのに、結構時間かかった気がしますが、これはマンガなので1時間もかからずに、サクッと読めました。太宰ワールドをかみくだいてわかりやすく表現した感じ。

この話、やっぱりなんとも言えない気持ちになります。

人間の弱さというか、脆さというか、とてもリアルに感じられます。

僕もどちらかといえば「陰」の人間、この物語の「葉蔵」寄りだと思います。
いろんな人に迷惑かけて、たくさん助けられてきましたけど、
一歩間違えたり、付き合う人間を間違えてたりしてたら、
とんでもない人生を送ってきたかもしれないなって思いました。

葉蔵は生まれつきそういう人間だったかもしれないし、
裕福な家に生まれ、子どもの気持ちをわかろうとしない親の育て方が原因で、そうなってしまったのかもしれない。

「人間がわからないのです。ただおそろしいのです。」
しょっぱなから重い。そして最後まで重い…。

しいていえば、

とりあえず青年期からめっちゃモテるやん!

とも思いましたけど、とにかく幸せになっていかないw
男も女も関係なく、陰キャラには陰キャラがよってくるんですよね…。
しかも次々と…。

ツネ子が亡くなったとこはもうなんとも言えない気持ち…。

Wikiによると、この作品は雑誌の連載で、

連載最終回の掲載直前の6月13日深夜に太宰が自殺したことから、本作は「遺書」のような小説と考えられてきた。実際、本作の後に「グッド・バイ」を書いているものの未完であり、完結作としては本作が最後である。体裁上は私小説形式のフィクションでありつつも、主人公の語る過去には太宰自身の人生を色濃く反映したと思われる部分があり、自伝的な小説とも考えられている。しかしながら、太宰の死により、その真偽については不明な部分が多い。(Wikipediaより引用)

 

なんか、すごいもん込められた作品ですよね…。

 

人生には、誰にでもターニング・ポイントがいくつもあるかと思います。
正しいとされる道を行ける人、行けない人がどうしても出てきてしまいますよね。
ホントに不思議な話。みんながみんなハッピーではない。
でもみんなそういうのもわかって、どこかで受け入れて生きている。

たまたま浮気をしてしまった。

ギャンブルにハマってしまった。

車で人を轢いてしまった。不注意で。

などなど…。

どんな人にでも、堕ちてしまいかねないようなできごと、瞬間があると思います。
どんな人が堕ちて、どんな人が堕ちないのか。

タイミングもあるでしょうし、避けられないときもあるかもしれない。
難しいですよね。人生って。

 

マンガになって、文言とか言い回しとか、読みやすく変換されていて、若干ニュアンスが変わってしまっているとこもあるでしょうし、もっかい原作読んでみようかな。

まったくハッピーな要素のない本ですけど、とても奥深い作品。
まんがで読破シリーズは他にもあるみたいですね。
名作が気楽に楽しめてすごくいい!
またなにか読んでみたいと思います!